東京都八王子市は10月から、賞味期限が近づいたり、傷がついたりした
「訳あり食品」をインターネットで格安に取引できるサービス
『タベスケHachioji』の運用を始めます。
食品ロスを減らすために民間企業が自治体向けに開発したシステムで、
都内では初導入です。
『タベスケHachioji』のサイトで、食品を出品する事業者と
購入する利用者は事前にメールアドレスを使って登録します。
事業者が、売れ残るなどした食品を割引価格で出品すると、
それを見て購入したいと思った利用者は商品を予約し、
店舗や会社に出向いて購入する仕組みです。
このシステムは、兵庫県姫路市や長野県松本市などですでに導入されていて
姫路市は、昨年3月からの17か月間で、6711件の取引が成立し、
約9トンの食品ロスを減らしたといいます。
八王子市ごみ減量対策課の奈良智昭課長は
「年間8トンの食品ロス減を目指したい。気軽にできる取り組みとして、
多くの事業者や消費者に参加してほしい」と呼びかけています。
登録できる事業者は市内限定で、自治体はサイト使用料を負担します。
詳しくは『タベスケHachioji』のサイトで。
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