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ことしも梅の花が咲き ~東京 高尾梅郷~ ボランティアで梅の世話をしている小柳さん

  • 執筆者の写真: ジョウコクちゃん
    ジョウコクちゃん
  • 2024年5月21日
  • 読了時間: 2分

2024年4月21日(月)NHK総合 再放送「小さな旅」

「ことしも梅の花が咲き ~東京 高尾梅郷~」で

ボランティアで梅の世話をしている小柳さんが紹介されました。


新宿から電車で1時間、八王子市気軽に登山が楽しめる

高尾山のお膝元。2月下旬高尾山には春の彩りが。

高尾は知る人ぞ知る梅の名所。

春には1万本以上が花を咲かせ「高尾梅郷」と呼ばれています。

その始まりは昭和37年。耕し手のいなくなった畑を梅林に。

子供の入学、家の建て替えなどの節目には家の庭にも。

町の人が1本1本増やしてきました。


木の上で梅の手入れをする男性がいました。

高尾で生まれ育った小柳勉さん(73歳)

10年前からボランティアで梅の世話をしています。

満開に間に合わせようと選定に大忙しです。


梅は思い切って切った方が枝振りが良くなるそうです。

実は小柳さん、10年前までは料理人でした。

東京の料亭や静岡の旅館などで腕を振るいました。

高尾に戻ったのは62歳の時。ふるさととは言え知り合いは

ほとんどいなくなっていました。


そんな時、梅の剪定をしている人を見かけます。

声をかけてくれたのは峰尾正彦さん。警察官の仕事を

早期退職して梅の世話をしていました。

峰尾さんとの出会いをきっかけに小柳さんは梅と向き合うように

なりました。


しかし去年の夏、峰尾さんに癌が見つかります。選定を始める

間もなく2か月後に亡くなりました。支えを失った小柳さん。

でも梅の花は待ってはくれません。峰尾さんに買ってもらった

ハサミで梅を調えていきます。一緒に選定してきた250本の梅林も

今年はひとりで。心を込めて一枝、一枝、満開を待ちます。









 
 
 

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