2023年1月18日(水)テレビ朝日放送「東京サイト」で
番組ナビゲーターの林家きく姫さんが八王子 多摩織
「澤井織物工場」を訪れました。
東京都では、東京の風土と歴史の中で受け継がれてきた
41の工芸品を東京都伝統工芸品に指定しています。
多摩織は江戸時代に桑の生産地だった八王子を中心に始まった
絹織物で、紬糸の素朴な手触りとシンプルな柄や色が特徴です。
多摩織の伝統工芸士 澤井伸さんは、
「多摩織は5種類あって、多摩地区は広い範囲で色々な織物を
織っていました。基本は先に糸を染めてから布を織っていました。
中でも代表的な織り方が「紬織(つむぎおり)」です。
独特な凹凸が少しあり、紡いでいる糸を横糸に織っているので
節っぽいところが色々出ます。
材料となる絹糸の色染めから行っていきます。
紬(つむぎ)の糸を染めていきます。桑の葉を乾燥させた染料で
煮込んで作ります。天然の染料を使うのも多摩織の魅力です。
この糸を縦糸や横糸として使い手織りするのが多摩織の基本です。
1日で2mくらい、1週間くらいかかるそうです。
施設名:澤井織物工場
住所:東京都八王子市高月町1181
電話:042-691-1032
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