八王子・片倉町にある日本工学院八王子専門学校の学生らが、
地元の和菓子店との共同プロジェクトとして甘納豆入りの
クラフトコーラを開発しました。
クラフトコーラは、スパイスや柑橘類などオリジナルの配合で煮詰めてつくります。
一般的なコーラと異なり、シロップ状で炭酸水やお酒で割って飲みます。
携わったのは、同校応用生物学科の学生6人。
同科では、生物学や化学を生かした品質管理に関する知識を学んいて、
企業などと産学連携事業も行っています。
その一環として、商品づくりに興味があった高野さんを中心とした
有志が集まり、石川町に工場のある老舗和菓子店「銀座鈴屋」の
新商品を考えるプロジェクトが昨年からスタートしました。
学生たちは同店の代表的な商品「大納言甘納豆」やシナモン、
コリアンダーなどをベースに製作。スパイスで角が立ってしまった味に
まろやかさを出すため、甘納豆のお供ともいえる「お茶」に着目しました。
緑茶などと比べて風味が合った「ほうじ茶」を追加材料に採用して完成させました。
同商品は10月から、石川町の「菓匠いし川」で販売しています。
また、12月9日(土)に明神町の東京たま未来メッセで行われる
「ケイハチクリスマスマーケット2023」にも出店が決定しています。
※タウンニュース 2023年11月30日(木)号 No.361 より引用させていただきました。
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