ひっ迫する医療現場。新型コロナウイルスに感染した重症者を受け入れる病院では
患者の症状が改善しても転院先がなく、ベッドがふさがってしまうケースもあります。
そうした中、東京 八王子市では、およそ40か所の医療機関や介護施設がネットワークを作り、
この問題を解消していこうという取り組みを始めています。その名も「10daysルール」です。
新型コロナウイルスの患者は発症から10日ほどたてば、ほかの人に感染させるリスクは
極めて低くなるとされ、厚生労働省も退院基準の1つに盛り込んでいます。
これを踏まえて、発症から10日以上たち、治療が終わり症状も落ち着いている患者は、
PCR検査をしなくても、原則、ほかの病院や施設に移ってもらうことを徹底したのです。
八王子はしっかりとした仕組みが構築されていて頼もしい限りです。
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