作曲家の筒美京平さんが7日死去されました。歌謡曲に、洋楽のサウンドを取り入れ、
日本のポップミュージックの新たな地平を開きました。日本の歌謡・ポップス史に
燦然と輝くヒット曲を数多く生み出し続け、シングル売り上げは『歴代作曲家1位』の
偉業を成し遂げています。筒美京平さん作曲の作品は知らない曲がほとんどないほど
親しみやすい身近な曲ばかりです。
【それぞれの時代を彩った主な作品】
▽1967年 ヴィレッジ・シンガーズ「バラ色の雲」
▽1968年 いしだあゆみ「ブルー・ライト・ヨコハマ」
▽1969年 宇野ゆう子「サザエさん」
▽1971年 尾崎紀世彦「また逢う日まで」/平山三紀「真夏の出来事」/ 南沙織「17才」
▽1972年 郷ひろみ「男の子女の子」
▽1973年 麻丘めぐみ「わたしの彼は左きき」
▽1974年 野口五郎「甘い生活」
▽1975年 岩崎宏美「ロマンス」/太田裕美「木綿のハンカチーフ」
▽1978年 庄野真代「飛んでイスタンブール」/野口五郎「グッド・ラック」
▽1979年 ジュディ・オング「魅せられて」/桑名正博「セクシャルバイオレットNo.1」
▽1980年 近藤真彦「スニーカーぶる~す」
▽1981年 近藤真彦「ギンギラギンにさりげなく」/松本伊代「センチメンタル・
ジャーニー」
▽1985年 C-C-B「Romanticが止まらない」/斉藤由貴「卒業」/小泉今日子
「なんてったってアイドル」/少年隊「仮面舞踏会」
▽1986年 中山美穂「ツイてるねノッてるね」
▽1994年 NOKKO「人魚」
▽1995年 小沢健二「強い気持ち・強い愛/それはちょっと」
▽2003年 TOKIO「AMBITIOUS JAPAN!」
2020年10月13日 朝日新聞朝刊より
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