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🗺️【TOKYO 1weekストーリー】八王子車人形 襲名披露までの1週間

  • 執筆者の写真: ジョウコクちゃん
    ジョウコクちゃん
  • 3月18日
  • 読了時間: 3分

2026年2月5日(木)TOKYO MXテレビ放送「TOKYO 1weekストーリー」で

『八王子車人形』が特集されました。


高尾山に近いJR高尾駅。そこから車でおよそ20分。完成な住宅街の

一角にその場所はありました。その名も「八王子車人形西川古龍座」

およそ170年にわって車人を受け継いできました。財員は全部で14人。

車人形は江戸時代末期に誕生。轆轤車(ろくろぐるま)と呼ばれる

箱型の車に腰かけて1人の人形使いが1体の人形を操る世界でも累を

見ないユニークな人形芝居です。


右手で人形の右手、左手で人形の左手と頭を匠に動かします。

西川柳玉さん29歳。1週間後に6代目となる襲名披露公演を

控えていますが、大きなプレッシャーと戦っていました。


「やっぱ人形に見えてしまうと家本が言うに。人形と思われないように

人形ですけど。「ちゃんと魂が宿った演技をしなさい」と怒られて

もうなんで直らないんだろうなってすごいネガティブにはなりますよね。」

と語ってくれました。


財員の安部孝太さん21歳。柳玉さんが最も頼りにしている存在です。

龍玉さんは5年前、八王子車人形の魅力を発信するためYouTube

チャンネルを始めました。

今回は声優の声に合わせて人形を動かす動画。時には伝統芸能の

枠を超えた内容で視聴者の関心を集める努力も怠りません。


この日は午後6時に帰宅。現在柳玉さんは妻と2人暮らしです。

共働きで妻のない時間は絵を描いて過ごすことが多いと言います。


襲名疲労まであと6日だというのに柳玉さん、まだ心の整理がついて

いませんでした。

「自分に本当に自信がないです。私はみんなが思い描いてるのは

家元の技術知識量が僕に僕に受け継がれていってそれ僕が家元

みたいにならなきゃいけないっていうふうに、少なからず僕も

思いますし、みんなそう期待してくださる方もいるんですけど、

僕はその期待に答えることが多分できないし、それこそも申し訳

ないしっていう気持ちがどうしても勝ってしまうのでやっぱ

家元見てるとつらいです。本当につらいです。できることが多すぎる

人っていいなって。うらやましいのかな たぶん。」


170年の伝統を背負わなければならないという責任。真剣に考えて

いるからこその不安です。


この日は財員が集まり、襲名披露公演に向けて稽古。早速伊勢の

いい声が響き渡ります。


柳玉さんの父 五代目家元の西川古柳(こりゅう)さん72歳。これまで

世界40カ国以上に招かれ講公演を行い、車人形という文化を伝え続けて

きました。龍玉さんにとってはまさに偉大なる父。


今回襲名披露で上演する (しょううつしあさがおばなし)は

男女の切ないすれ違いを描く物語。柳玉さんは苦労と悲しみの末に

盲目となった主人公の身行きを演じます。


父・古柳さんは人形の製作からメンテナンスまでを手掛ける車人形の

スペシャリスト。

柳玉さんの演技の課題は「盲目には見えました。けどそこに感情が

(顔を)横へ向けてしまうと感情がちょっと違う方向に行ってしまうので

横を向いてこうやって杖をつくんではなくてこれが正面に向いて目が

見えないんだけど手と振りと顔が逆にすることによって目が見えない

ように見えていくっていう。本人も努力… 耳では聞いてるんですけど

「えいっ」て思ってるんでしょう。お腹の中では。僕もそうだったから

「そんなこと言われなくても分かってるよ」とかってお腹の中で思いながら

今の彼もそうだとは思います。これ宿命ですね。」と語ってくれました。


Youtubeチャンネル

人形遣い西川柳時 -hachiojikurumaningyo-
















 
 
 

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